CADスキルを更に上げていきたい！
現業務を新人の子に早く引き継ぎたい！

大学時代は機械工学を専攻しており、主にロケットのエンジン部品のCADソフトを用いて設計や旋盤やフライスを使った加工などを行っておりました。そういった経緯からCADスキルを活かしたモノづくりの企業に興味を持ち、就職活動を行っていました。

モノづくりは、職人気質が強く重い空気の企業も多い中、関東製作所は説明会も面接もリラックスした明るい雰囲気があり、とても印象が良かったです。実際に入社後の印象も気軽に話しの出来る先輩や上司が多く、非常にいい環境だと感じています。また、面接から内定通知までが非常にスピーディーで、一番印象の良い会社からの内定だったので、即決で入社を決意しました。
大卒1年目で社会人経験がない中で、働くというイメージもあまりない状態でしたが、周りのサポートも手厚く、仕事もスキルに合わせて上司が管理をしてくれるので、学生時代のCAD知識や加工機の知識が活かす事ができ、スムーズに業務が出来ているのはありがたいです。
失敗をする事もありますが、先輩や上司がしっかりお客様へのフォローや失敗に対する改善策の検討などを一緒にしてくれるので、とても心強いです。

会社としても沢山の金型の案件があり、比較的早い段階から、出来る仕事は任せてもらえるので、やりがいを感じられる会社だと思います。

現在は「取出し機」の製作を担当させて頂いています。上司から指示を受けて仕事をする場合もありますが、自分でも工程表を確認しながら次に必要な「取出し機」を確認して上司に確認をして仕事を進めるようにしています。
入社当初は、1カ月かけて製作していた「取出し機」も、今では1週間でも製作出来るようになりました。自分での試行錯誤に加え、周りの先輩や上司が丁寧に構造を教えてくれるので、スキルアップが出来たと思います。他にも放電加工で使用する電極部品や金型の設計変更に伴う部品の設計や手配も担当しています。

自分の設計した部品が同じ工場内で金属加工を行い、金型を組み立て、成形までの流れが目で見れる環境はのとても面白いです。「モノづくりに参加している！」という実感が有ります。また、現在担当している「取出し機」も成形品は一品一様なので、特に複雑形状の成形品の場合には、上手く取出しができるか不安になりますが、失敗なく安定した取出しが出来た時には、仕事を任されている分もあり達成感が有ります。

設計という仕事上、ここでのミスはその後の加工や組み立てなど全体に響くので、責任のある仕事ですが、その分上手く設計出来た時の喜びも大きいです。

今は、金型からの取出しを行う装置や、金型の追加部品などの設計や手配など、金型に関わるごく一部の部品のみです。まだまだ本格的な金型の設計はこれからになります。
金型は外観を見るとただの鉄の固まりを削って、出来ているように見えますが、金型の中には数百もの部品が組み合わさって出来ています。射出の金型は、機械やロボットを作るように高精度で緻密なギミックが狭い空間の中に詰まっています。まだまだ理解しきれていない部品もあり、知れば知るほど奥が深いものだと分かりました。

これから、更に金型に関する知識を付けて、使用する部品や構造を理解していく必要があると思います。また、CADスキルも更に上げていきたいです。プラスチック製品は流線的な曲面形状も多く、CADで設計するスキルはこれから獲得していきたいです。
また、現在の自分の業務を人に教えられるぐらいに知識理解度を深めて、自分が先輩に教えて頂いたように、自分が後輩に教えて上げられるようにしたいです。

ゆくゆくは新規の金型設計を担当出来るようになれるように、今後もチャレンジしていきたいと思います。